一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

取組み別by approach

ミツカングループ

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取組み 内容
省資源化
軽量化・薄肉化
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
アルミ、スチール
その他素材

ミツカングループでは、2000年に、それまでリターナブルびんだった家庭用食酢の500mlびんと900mlびんについて、使い勝手の向上と環境負荷の低減の観点から、L値※0.7未満の超軽量びんに変更した。500mlびんについては、強度面でさらなる軽量化の可能性があるということで取組みを行い、その結果、超軽量びんを超えるL値0.6未満の軽量化を達成。2000年に190gに超軽量化された500mlびんが、さらに約11%軽い169gとなり、2010年の11月より順次各種食酢商品に採用されている。
この超軽量びんを超える軽さの実現には、常に環境に配慮した商品開発を追求しているミツカングループと、製びん工程全般にわたり高精度の技術を追求しているガラスびんメーカーが、L値0.6未満をめざして、協力し合ったという背景がある。製びんラインにおける様々なテストをはじめ、包装や運搬のテストや充填ラインでのテストなどをくり返し行い、構想から3年以上も費やして開発された。このよう
な軽量化の取組みが評価され、日本ガラスびん協会主催の「ガラスびんアワード2011」で環境優秀賞を受賞した。

※L値:容量とガラス使用量(質量)との関係を、関数で求めた軽量度を表す指数。

出典
JFIA

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