「焼酎のはかり売り」は、新たな容器を使用せずに中身だけを販売するものである。
宝酒造は、専用タンクに詰めた焼酎を販売店に工場から直送する。お客様は家庭にあるペットボトルなどの空容器を販売店に持参し、販売店ではお客様が持参した空容器を洗浄する。お客様はその容器に必要な分だけ詰めて購入する。このように、伝統的な酒類の販売方法であるはかり売りを、現代風にアレンジしている。
2016年4月現在、160店舗で販売しており、お客様から「容器のごみが出ない」「欲しい量だけ購入できる」などの面からご好評をいただいている。
はかり売りで1年間に節約できる容器は、2.7Lのペットボトルに換算すると約40万本に上る。
節約できたペットボトルの製造過程で排出される二酸化炭素量は約100トンにもなる。
この二酸化炭素の量は、乗用車が地球を11周するときに発生する量に相当する。