一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

取組み別by approach

温暖化防止

  • CO2排出削減

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企業名 内容
アサヒ飲料株式会社
「国内初!大型炭酸ボトルに「バイオPET」を採用」
全資材に植物由来原料を使用した容器の展開!!
アサヒ飲料では、明石工場で内製・製造する「三ツ矢サイダー PET1.5L」において、全資材の一部にサトウキビ由来のエタノール“バイオエタノール”を使用した商品を数量限定で展開します。全資材に植物由来原料を使用する商品の製造は当社初の取り組みです。今回の取り組みにより製造時に発生するCO2排出......
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アサヒ飲料株式会社
「PETボトルラベルにバイオプラスチックを採用」
環境にやさしい植物由来の原料であるトウモロコシのでんぷんから作られたポリ乳酸を50%以上使用し、“バイオマスプラマーク”を取得した「バイオマスラベル」を一部商品に展開し、化石燃料資源の使用量を削減し、CO2排出量を抑制している。PETボトル入りの清涼飲料水のラベルとしては業界初の取り組みとして、2008年に採用した。
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アサヒビール株式会社
「ビール中びんの品質向上と環境負荷低減(ビール系3社共通の軽量化の取組)」
容器品質向上と環境負荷低減を目的として、3社共通の「擦り傷対策びん」(中びん500ml)を2014年10月から導入。製造時や配送時に側面やラベルに擦り傷が発生する課題から、びんの胴部を0.2mm~0.3mm程度凹ませることで、擦り傷の発生面積を抑制、ラベルを保護し、容器品質の向上につなげた。1本あたり10gの軽量化とな......
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アサヒビール株式会社
「お客様の利便性を追求した「軽量・波型カットカートン」軽量化段ボールカートン(サプライヤーとの共同開発)」
2013年よりビール系飲料350mlマルチパック用缶の梱包で従来比約17%軽量化した段ボールカートンの導入推進。 大手段ボールメーカー レンゴー(株)との共同開発により誕生した業界初となる「軽量・波型カットカートン」は、段ボールの表面に使う原料や配合比率を改良することで、従来20......
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味の素株式会社
「ほんだし」、「味の素」、「丸鶏がらスープ」、「中華あじ」「ハイミー」等で詰め替え製品の充実を図っている(詰め替え先(瓶)、詰め替え元(袋)の両方に「詰め替えでエコ」というラベルを表示)。
瓶をずっと買い続けた場合と、初回は瓶を買ってその後は袋から詰め替えた場合の容器包装のLC-CO2※の差をみると、「味の素」60g袋からアジパンダ瓶75gに1回詰め替えるだけでCO2排出量が39%抑制でき......
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※LC-CO2:容器包装の製造から廃棄・リサイクルされるまでに排出されるCO2排出量
味の素株式会社
植物性プラスチックのキャップを使用した商品に、「植物性キャップでエコ」を表示しています。
2013年2月から「味の素」瓶品種のキャップに植物性プラスチックを導入している。従来の石油由来原料を植物由来プラスチックに30%置き換えることで、石油使用量を削減しており、CO2排出量で年間約30トン削減できる見込みである※。
※植物性包材導入前後の容器包装のLC-CO2の差異を、2013年度実績重量を掛け......
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味の素株式会社
味の素株式会社では、1995年からモーダルシフト※に取り組んでいる。さらに配送拠点の集約やグループ企業、他の食品メーカーとの共同配送などの推進により、CO2排出削減に寄与している。これにより、輸配送に伴うCO2排出量原単位は2010年度比で4.4%減少した(2013年度実績)。
※モーダルシフト:環境負荷の低い輸送手段を選択すること。味の素株式会社では、CO2排出量がトラック輸送の8分の1という鉄道......
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味の素ゼネラルフーヅ株式会社
2015年より、〈ブレンディ〉および〈マキシム〉スティック商品について、中身・包装に新技術を導入し、味わいを濃縮したパウダーを開発することで、容器包装の軽薄短小化(省資源)を実現。具体的には、スティックの長さを2cm縮小し、箱のサイズも縮小することで、プラスチック素材の使用量を13%削減、紙の使用量8%削減に成功。これらの削減取り組みに物流の効率化を合わせると、年間当たり約2,250トン......
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大塚製薬株式会社
大塚製薬では、2007年に「ポカリスエット」の500mlペットボトルにエコボトルを採用し、従来製品の約30%(27g→18.3g)削減しました。現在、軽量化ボトルは、「ポカリスエットイオンウォーター」、「アミノバリュー」そして「エネルゲン」にも展開しています。
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キユーピー株式会社
バイオマス製品の採用
マヨネーズ50gでは、外装のキャップシールに植物資源由来のプラスチック(ポリ乳酸)を使った素材を採用することにより、石油資源の使用量を削減している。
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キリンビバレッジ株式会社
段ボールカートンの軽量化(コーナーカットカートン)
「コーナーカットカートン」を「キリン アルカリイオンの水」2Lなどに導入し、2L×6本カートンで1枚あたり25g(7%)の紙とカートン製造時に排出するCO2を年間約400トン削減することができる。
また、角を面にすることで持ち運びやすさや取り扱いやすさも向上した。
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キリンビール株式会社
上蓋の口径を小さくした「204径缶」をビール業界では他社にさきがけて採用した。上蓋の小口径化だけでなく胴部の薄肉化をさらに進めることにより、「209径缶」当時と比べ350mlアルミ缶で約29%の軽量化を実現し、すべての工場で採用している。これにより、年間約1.7万トンのアルミ資源を節約できることになり、東京都の全家庭が消費する電力の約2.4日分に相当するアルミ缶地金製造エネルギーの節約につ......
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サントリーホールディングス株式会社
■国産ペットボトル飲料最薄更新となるロールラベル※1導入
ペットボトルの商品ラベルについても、薄肉化による環境負荷低減に努めています。2012年には、国産ペットボトルのロールラベルとしては最薄となる16μm(マイクロメートル※2)のラベルを実用化しています。2014年4月からは、さらに薄肉化した12μmのラベルを「サントリー天然水」2ℓペットボトル、550mℓペットボトルで導入し、以降、ロールラベル......
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宝酒造株式会社
「焼酎のはかり売り」は、新たな容器を使用せずに中身だけを販売するものである。
宝酒造は、専用タンクに詰めた焼酎を販売店に工場から直送する。お客様は家庭にあるペットボトルなどの空容器を販売店に持参し、販売店ではお客様が持参した空容器を洗浄する。お客様はその容器に必要な分だけ詰めて購入する。このように、伝統的な酒類の販売方法であるはかり売りを、現代風にアレンジしている。
2016......
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日清食品株式会社
■素材の変更等(枯渇性資源から再生可能資源への切替)
「カップヌードル」の容器は、2008年4月より従来のポリスチレン容器を紙容器に変更して、従来よりもCO2排出量を削減した。
2019年12月から「カップヌードル」ブランドに「ECOカップ」よりもさらに環境負荷の低い「バイオマスECOカップ」を採用。2021年度中に全量の切り替えを完了する予定。
この「バイオマスECOカップ」は、従来の「ECOカップ......
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日本水産株式会社
フィッシュソーセージは、従来、包装材の両端をアルミニウム製のとめ金でとめていたが、株式会社クレハと協働して2006年からポリ塩化ビニリデン製のエコクリップに変更した。これにより、家庭でのごみの分別が容易になると同時に、アルミ資源の使用を年間120t削減した。また、「剥きにくさ」「こびりつき」というお客様の不満を解消した。
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日本水産株式会社
2006年、パレット※への積載効率の見直しから、サケ加工品の外箱のダウンサイジング(小型化)が動き始めた。パレットのサイズに合わせて隙間なく積み上げることを前提に、外箱のタテ×ヨコ×高さの寸法が決定されるようになった。外箱がコンパクトになった結果、サケ加工品の場合で、積載率が冷蔵倉庫保管で117%、船舶コンテナ内で109%と向上した。
ダウンサイジングは、輸送車両や冷蔵倉庫内スペース......
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改良後
日本水産株式会社
ダウンウエイティング
冷凍エビの輸送では、国際的に「注水凍結品」が主流となっている。冷凍パン枠(金属製型枠)にエビと水を入れて凍結させる方法で、重量全体の約34%を水が占める。これに対しニッスイでは、表面だけを水の膜で覆って凍結させる「セミIQF凍結品」を提唱。「セミIQF凍結品」における水の使用は、重量全体の約5%で済む。現在までに自社製品の冷凍エビの約7割を「セミIQF凍結品」に......
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ハウス食品グループ本社株式会社
お客様の廃棄物量を減らすために、「らくチンデリ」では外箱をなくしてスタンディングパウチを採用し、省資源化を図った。また、パウチのまま電子レンジにかけられる短時間調理製品である。湯煎でも可能だが、電子レンジで調理すると、500Wで2分、600Wで1分30秒ででき、調理時のエネルギーが節約できる。
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ハウス食品グループ本社株式会社
物流においては、CO2排出量削減のため、生産拠点の見直し、モーダルシフト、エコドライブ、ハイブリッド化に取り組んでいる。
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JFIA

一般財団法人食品産業センター