一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

再生利用する

再生利用等に取り組む優先順位

再生利用する

食品廃棄物等のうちで再資源化できるものは飼料や肥料、油脂製品、メタン、炭化製品(燃料および還元剤としての用途)、エタノールの原料として再生利用します。

(再生利用は第三者に委託または譲渡して行うことも可能です)

実施に当たって求められること

食品廃棄物等の量、組成および需要などを十分に把握し、適切な再生利用の方法を選択します。

  • 容器包装、食器、楊枝その他の異物や再生利用に適さない食品廃棄物を適切に分別して排出する。
  • 飼料化は、食品循環資源の成分やカロリーを有効に活用できる手段であり、飼料自給率の向上にも寄与するため、再生利用を行うにあたり優先的に選択することが重要である。飼料の安全性の確保には万全を期す。
  • 肥料化は、地域や市場での有機質肥料の需給状況や農業者の品質ニーズを踏まえつつ、利用先の確保を前提に実行する。

* 上記以外でも医薬品の材料、樹脂化なども再生利用として認められる場合がありますので、設備投資、業者との契約の前にお近くの農政局、農政事務所にご相談ください。

※ 食品リサイクルを受託する受け皿として、全国に172件(平成30年1月4日時点)の大臣登録を受けた再生利用事業者がいます。事業者の一覧は下記のアドレスでご覧ください。

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_7.html

再生利用の優先順位

再生利用を行うときは、飼料化を優先することが重要です。飼料化は食品循環資源のもつ成分や熱量(カロリー)を最も有効に活用できる手段であり、飼料自給率の向上にも寄与するためです。

再生利用の優先順位

 

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