一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

取組み別by approach

日本水産株式会社

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取組み 内容
省資源化
サイズダウン
温暖化防止
CO2排出削減
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
アルミ、スチール
その他素材

2006年、パレット※への積載効率の見直しから、サケ加工品の外箱のダウンサイジング(小型化)が動き始めた。パレットのサイズに合わせて隙間なく積み上げることを前提に、外箱のタテ×ヨコ×高さの寸法が決定されるようになった。外箱がコンパクトになった結果、サケ加工品の場合で、積載率が冷蔵倉庫保管で117%、船舶コンテナ内で109%と向上した。
ダウンサイジングは、輸送車両や冷蔵倉庫内スペースの効率化によるCO2排出量削減、外箱や緩衝材などの包装資材の削減、荷扱いの安全性向上など、物流部門に留まらず各方面に影響を与えた。
現在、パレットの大きさやトラックの荷台サイズ、船舶のコンテナサイズが入力された設計ソフトを導入し、新製品の外箱サイズを決める際には、パレット1台あたり底面積で90%、容積で85%の利用率を目標に設計している。
商品パッケージも見直しの対象となり、全販売数量のうち85%までダウンサイジングが浸透することになった。(水産品を除く)

※パレット:工場や倉庫で荷物の積み降ろしの際に使用する、すのこ状の台

改良前
改良後

改良前

改良後

出典
JFIA

一般財団法人食品産業センター