一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

取組み別by approach

日本水産株式会社

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取組み 内容
省資源化
サイズダウン
省資源化
軽量化・薄肉化
温暖化防止
CO2排出削減
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
アルミ、スチール
その他素材

ダウンウエイティング
冷凍エビの輸送では、国際的に「注水凍結品」が主流となっている。冷凍パン枠(金属製型枠)にエビと水を入れて凍結させる方法で、重量全体の約34%を水が占める。これに対しニッスイでは、表面だけを水の膜で覆って凍結させる「セミIQF凍結品」を提唱。「セミIQF凍結品」における水の使用は、重量全体の約5%で済む。現在までに自社製品の冷凍エビの約7割を「セミIQF凍結品」にシフトした。
また、冷凍食品でもダウンウエイティングが進められている。家庭用冷凍食品「大きな大きな焼きおにぎり」では、ダンボールの内ぶたの一部(重量比で約4%)を切り取ることによって、ダンボール1箱あたり10gの軽量化を実現した。年間ではカートン重量で11.4tの削減となった。今後は、このようなダンボールのピースカットによる軽量化を、すべてのニッスイ冷凍食品で実施することで、1年間にカートン重量110tの削減をしていきたいと考えている。
また、ダンボールの原紙やフルート(波型の中芯)の減量化やカートンの梱包に利用するPPバンドのバンドレス化にも取り組み始めている。

出典
JFIA

一般財団法人食品産業センター