一般財団法人 食品産業センター 食品関連事業者のための環境情報

取組み別by approach

森永乳業株式会社

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取組み 内容
省資源化
軽量化・薄肉化
リユース性
リターナブル容器(ガラスびん)
温暖化防止
輸送効率向上
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
アルミ、スチール
その他素材

2004年11月に四国、九州から導入し、2008年以降、全国で宅配用牛乳びんの軽量化を実施。従来のびんは244gであったが、130gとなり47%軽量化した。びん本体は、薄肉化したガラスでできているが、外表面に樹脂コーティングを施すことで、耐久性を向上させた。樹脂コーティング(びん表面にウレタン樹脂等のコーティングをしたもの)により同程度の強度を保ちつつ原料となるガラスの量を減少させて軽量化を可能にした。
また、樹脂コーティングは、細かい傷の発生を防止し、びん同士の衝突による衝撃を吸収するような構造を可能とした。これにより、再利用の回数も30回から60回に増加した。
なお、びんを軽量化・小型化することにより、積載効率は28%改善され、これは従来トラック10台で輸送していたものが、8台ですむという試算であり、運送効率改善が期待される。

出典
JFIA

一般財団法人食品産業センター